more today than yesterday

無職になって、かれこれ2ヶ月半である。何をしていたかあまり思い出せないが、とりあえず何もしていない。もちろん求職行動も取っていない。基本的には食べて寝ていた。ロマサガ3を2周したのだけは憶えている。モニカとカタリナで。ミカエルで3周目に入って飽きてやめた。あーあとらんだむダンジョンがクソ面白かったんで150時間くらいはやってた。料理の腕も若干上がった。32歳。麻婆豆腐が合わせ調味料を使わずに作れるようになったのだー。


別に何か問題があって仕事をしていないわけではなく(頭蓋骨が折れただとかこころのびょうきだとか)、単純に働きたくないという気持ちに忠実にしていたら、桜の季節が一転して真夏日である。いやこれこころのびょうきなんじゃないのか?
カード類の整理をしていたら、いただき物のアイチューンズストアのプリペイドカードが出てきたので、ものすごく久しぶりに音楽を買って、ものすごく久しぶりに音楽を聴いた。これがまた最悪に最高な歌で、こいつはたいへんだと思った。擬態語で表すとわしゃわしゃって感じ。
部屋に引き籠もっているとさすがに暇で、何より内臓が暇で、ビールかウイスキーかコーヒーか煙草か唐辛子か花椒で刺激を与え続けていないと落ち着かない。たぶん、前よりさらに痩せたと思う。一日一食とかザラだもん。動かないとカロリー使わないし、煙草やハードリカーは食欲を云々。


いっとき、24時間生きて12時間死ぬ、という素敵な生活リズムを確立しそうになったが、意外とまた普通に戻った。もう何年も縁が無かった朝や夕方の散歩をしていると、とても懐かしいような恐ろしいような不思議な気持ちになる。古い空間に迷い込んでしまったような(電脳コイル)。僕は過去居た場所に戻ってきたんだろうか、それとも新しい場所に辿り着いたんだろうか、などと中学生みたいなことを考えつつ、とりあえず僕の世界地図がまっさらすぎて困る。大航海時代の幕開けやで。五里霧中。